9月12日(土)南丹市・八木公民館

〜アイルランド伝統音楽の風〜

私には下には2歳の子供がいるので、家事、育児、内職をする毎日で、自分のために何かをするという時間はありません。内職の時間に夢想するのが、私の唯一の楽しみでしたが、心の風邪をひき、ここ最近は鬱々とした毎日でした。そんな矢先、私はコンサートの案内をいただきました。「地獄に仏」メールでした。

コンサート第一部での、『みゅーず』の陳五郎さんのギターの音、大城さんのバイオリンの音は、聴いていると気持ちがよく、心が穏やかになっていくのを感じました。音楽を楽しむというより、始めは音をむさぼるような聞き方でした。(乾いた心に、清らかな水がどんどんしみこんでいくような感覚でした。)

アイルランド伝統音楽の風

(三輪雅敏撮影)

第二部での、木村さんとみゅーずのときに、やっと音楽を楽しむ心のゆとりが出来ました。陳五郎さんの、華奢な体とは対称な、安定感と心地よさ。大城さんの高音のきれいさと、心地よさ。木村さんの圧倒される声の美しさと、心地よさ。音楽を心から楽しめたひとときでした。

家に帰り、演奏会の余韻を感じているときに、今日私が音楽を楽しめたのは、演奏のすばらしさだけではないことに、はっきりと気がつきました。

それは、「目に見えないものの存在」があったから楽しめたと振り返ります。

出演者の、「子連れの方でも来てね。」という気持ち、お客さんの理解、公民館の方の配慮等、見えないあたたかい気持ちがあったから、私は心からコンサートを楽しめたんだと思います。

コンサートとは、音の振動を耳でキャッチして、それが良いものかどうか考え、満足であったかどうか判定するものではないんだ。と改めて感じました。

『コンサート会場で、そこにあるたくさんの見えないものを感じながら、心地よい音楽に身を委ね、、心から自分が楽しむ』これがコンサートの醍醐味だな。と改めてそう思いました。

そして、みゅーずや、木村さんから、私が今必要としている、『心の安らぎ』を音楽をとおしていただきました。今日のコンサートをとおして、みゅーずや、木村さんのすごさを感じ、聴くたびに成長されている皆様に感心し、ますます大好きになりました。これからも、ずっと応援したいと思います。ずーっとずーっと頑張ってください。

(9月16日記、はなはなまろん)


9月12日(土)南丹市・八木公民館

〜アイルランド伝統音楽の風〜

長い間とても楽しみにしていたみゅーずさんのコンサートが実現し、また、多くの方々のご協力をいただいたおかげで大成功に終わり、運営主催側のひとりとして本当に嬉しかったです。いまはお礼の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

私が最初にアイリッシュという音楽にふれたのは、日吉でのコンサートの時でした。何処か懐かしさと素朴さと温かさが胸に響き、以来アイリッシュ音楽が大好きになりました 。今回の八木のコンサートも、あたたかな会場の雰囲気に包まれて、とても心地よい場となりました。ヴァイオリン(フィドルというのですね)とギターの演奏だけでも十分魅力的でしたが、さらに木村さんの美しい歌声が加わり、またこれまでとは違った魅力を発見しました。遠くのライブ会場に行けない人や、子育て中の人も気兼ねなく聴けるよう配慮してくださった大城さんの優しさがよく伝わったライブでした。どの曲も、どこかなじみがあり、なんとなく日本人の琴線に触れる音楽ですよね。大城さんの解説も、なるほどそうだったのかと納得したりして良かったですよ。 楽器の優しい音色、弾く人、歌う人の美しいまなざしがそこにありました。これからも多くの人にみゅーずさんの良さ、アイリッシュ音楽の魅力を伝えていって下さいね。ファンとして応援しています。

来ていただいた多くの友人から「誘って貰って良かった」「良い雰囲気だった」などの感想をいただきました。

(9月16日記、F.Y)

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