8月19日(金)西院・ヒル・オブ・タラ

まず、陳五郎さんにお会いした時、

思っていた印象と違ったのに

(いい感じに崩されました)

おぉ!と嬉しくなりました。

そして、

一緒に聴かせて頂いていた友達とも言っていたのですが、

調絃をされている時からして

素敵な音の響きにドキドキしました。

大城さんのポーンという音も

陳五郎さんのビーンといういう音も

とても心地よく、生の素晴らしさを実感!

それから、

もう、音楽が奏でられ始めると

音が脳みその中にぐぅうんと気持ち良く

手の届かぬところに手(音楽)を入れられていうくような

回り方で、すごく気持ち良く、

楽しくて仕方ないのに感動しました。

私の座っていた席が、また最高に良く、

大城さんも陳五郎さんもよく見えるし、

よく聞こえるし、

また、お店にいる人たちが耳を傾けている様子や

反応されている様も見えて、

お店全体の空気、世界感がありありと感じられて、

そして美味しいビールに

大好きな友達が目の前で一緒にこの世界を味わってくれていて、

本当にこのうえなく幸せ!!

というものを実感しておりました。

ああ幸せだ。今、生きていることが幸せだ。

今、生きてて、この世界を味わえていることが幸せだ。

と強く心に覚えました。

大城さんや陳五郎さんを視ていると、

魔法使いに見えてきていました。

おふたりがとても楽しそうに演奏されている感じがお見受けできるのも

嬉しかったですし、

弾きっぷりもまた、いろぉんな楽しい弾き方を、

お互いに尊重し合わせながらされてる感じも嬉しく、

足や腕動き……体から溢れ出している大城さんや陳五郎さん自体の楽しみ具合が

こっちにまで音だけでなくメロディだけでなくそれにのせる空気として

包んでいっていることが、なんだか気持ち良く楽しく、

そして、

おふたりともとっても繊細な指を次から次へと動かされるのですが、

楽器というものが、人の手によって、

こんなにもすごい音を紡ぎ、世界を作り出すのかと……

ほとほと吃驚な感じで、

その細やかな指が、魔法使いが杖を自在に扱って魔法をかけるように

魔法をかけてるように見えてきて、

そんな感じも楽しくおもしろかったです。

『アメイジンググレイス』は、

私の好きな曲のひとつで、

それがまた、あんな風なおふたりの音で聴けたことが

とても新鮮で、感動的でした。

(8月記、Rasuge)

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