『奇魂』第六號

内容紹介


『奇魂』第六號表紙画像

特集は「アニメ」と「ヨーロッパ」です。『奇魂』としては新基軸の展開になります。
今回は四人のゲストをお招きしています。乙羽鷹寧さん、shing@コリアニメさん、西谷隆さん、野嵜健秀さんです。乙羽さんとshingさんは特集「アニメ」にご寄稿頂きました。乙羽さんの論文は『カリオストロの城』をゴシック小説との関連で論じた研究者らしい学術的なものです。shingさんの論文は韓国現地からの韓国漫画の現状報告です。現場にいる者でなければわからない韓国サブカルチャーの現在をお伝え頂きました。西谷さんには特集「ヨーロッパ」にドイツ紀行文をご寄稿頂きました。また野嵜さんには、愛書家を主人公にした短篇小説をご寄稿頂きました。
同人作品では、特集「アニメ」では『ラーゼフォン』を論じた嵯峨恭也、第三次声優ブームの時代を体験的に語った伊達青衝が力作です。特集「ヨーロッパ」では、陳五郎がケルト文化を総合的に俯瞰し、上川忍がフランス革命に遡って人権概念の成立と問題点を論じています。特集以外では、高坂相の「キリスト教徒を靖國に祀る是非をめぐる考察」が信教の自由について問題提起しています。下川みく、プラム・S、宮村直佳、長岡千尋の連載も好調です。
第六號も關涼朱さんに素晴らしい特集扉絵を描いて頂きました。


目次

特集【アニメ】

特集【ヨーロッパ】

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