サブカルチャー系批評誌という雰囲気が濃厚に漂う第二號。装丁デザインは、日本の近代というメッキが剥がれ、赤錆が浮き出て来ている現状を表したもの。
プラム・S「モーニング娘。の作り方」。モー娘。及びそのユニットの製造過程の秘密を解明した衝撃的な問題作でした。
「大塩平八郎の乱」では、初めて文章と絵のコラボレーションが実現しました。この時の挿絵によって、奇才岩井繁夫の存在がクローズアップされることになります。
第二號からは小説が登場しました。嵯峨恭也の「鳴神」です。初代市川團十郎をめぐる妖しい人間関係を描いた本作は、歌舞伎ファンならではの作品です。
ゲストで寄稿して頂いた雪華瓜さんの名前も見えます。
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