『園部町民のための教養講座』

内容紹介


教養講座表紙画像

九人の論者による文化論集。
何らかの形で文化事象に関わる当事者が、その対象の魅力について語る『教養講座』です。
読者として想定しているのは、義務教育終了程度の国語力を有する人で、読書に親しみ、藝術を愛好し、社会問題についても一定の関心を持っている市井草莽の読書人・教養人・クリエイター及びその予備軍。
「地方からの文化情報発信を」というのが基本コンセプトですが、その意味は、「中央/地方」という二項対立的発想によるものではなく、私たちが暮らしている場所をそれぞれ豊かな一つの中心と見做し、文化を教科書に書かれているような疎遠なものとしてではなく、私たちの生活を美しく面白くする身近なものとして捉える、という発想によるものです。
世界中津々浦々に暮らしている、市井草莽の読書人・教養人・クリエイター及びその予備軍のネットワークを目指して、企画した一冊です。
続篇も考えていますので、興味のある方、論文のテーマを温めているという方はぜひご連絡下さい。通販も致しておりますので、よろしくお願いします。


目次


□ゲスト紹介

前田嘉則

暁烏敏賞ほか入賞。福田恆存を始めとする保守思想の研究者。著書に『文學の救ひ――福田恆存の言説と行為と』。最近はオピニオン誌「月曜評論」に執筆している。

高来れい

1970年代中頃、韓国ポップスとの出会いをきっかけに韓国に関心を持って以来、アジア研究を始める。

現在、音楽誌『POP  ASIA』に執筆。朝鮮半島と中華圏の文化に詳しく、高麗楼主人の屋号で同人誌も多数刊行。共著に『アジア ポップス パラダイス』。

長谷川忍

1999年アジア音楽ライターとして活動を始める。2001年には携帯サイトで展開されるシナリオも手掛ける。現在はコピーライターとして活動中。

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